酒井和久の自己紹介

浜松市佐藤町で生まれる。
 ・生まれたのは、映画「三丁目の夕日」の時代である。映画ファンではないのだが、 漫画作品を読んでいたので、映画にも興味があった。両親が自分を生んだ頃はこんな時代だったんだろうなぁ。氷を入れる冷蔵庫やあのゴミ箱も家にあったなぁ。懐かしく、そして感動した。

浜松市立佐藤小学校入学、卒業。

 ・小学校低学年で父親と死別。浜松市野口町に転居。
 ・勉強が好きであったとか優秀であったわけでもないが、父親の病死がきっかけで、 大学進学を考えることはなくなり、工業高校または商業高校を卒業後は就職するんだろうなという考えになった。この時期は、高校進学率がぐんぐんと高くなっている頃 であったが、経済的事情で高校進学を諦める子供が多くいたことを考えれば、まだまだ恵まれていたんだと思う。
 ・今の社会でも、一定の学歴がないと受験資格がないというような試験などが存在するが、「おかしいんじゃない」と強く思うのは、このような境遇で育ったためだと思 う。
 ・趣味の読書は、この小学生時代からであり、図書室の本をよく利用した。「コンチ キ号漂流記」「太平洋ひとりぼっち」などを借りて読んだことを覚えている。


浜松市立八幡中学校に入学、卒業。

 ・楽しい三年間だった。この頃を思うと、ふっと心が和む。
 ・趣味の音楽鑑賞は、中学2年生ぐらいから始まり、ポピュラー、フォーク、ロック をよく聞いた。サイモンとガーファンクル、シルヴィ・バルタン、ショッキングブル ー、シカゴなどが懐かしい。

静岡県立浜松工業高校に入学、卒業。
 ・クラブ活動に一生懸命だった。全国的な組織があり、中学生、高校生、OBグループも参加するという、地域も参加者年令層も幅広いクラブ活動を経験した。このクラブ活動に励んだことが、楽しくもあったし、今の自分を作っていると思う。

某染色会社に入社。
 ・数種の染料と必要量により、必要な色を一定量供給する現場仕事に従事するが、自分の成績がはっきり反映される仕事をしたくて、約3年で退社。
 ・趣味の写真は、この頃、連写一眼のキャノンAE-1を購入して始めました。

その後は、主に教育関係の営業の仕事に就く。(約10年)
 ・最初は、鳴かず飛ばずの成績で苦労する。今でも、その時の辛い夢を見ることが ある。しかし、現在の自分があるのは、この時の苦労の産物だと思う。
なんとか人並み以上の成績となり、浜松支店を任されるまでになった。
 ・趣味の登山は、この苦しい時代から始めた。最初は、秋葉山。次は奥三河の明神山に登ったが、雨中登山となり、風邪を引き一週間ほど寝込んだ。


30才台前半に独立し、幼児〜中学生対象の学習教室を経営する。

 ・教室経営の先行きを考えて、電話設備関係の仕事を兼業するために、工事担任者の勉強を始め、デジタル1種、アナログ2種の試験に合格。
 ・その試験勉強により、勉強をする習慣がついたので、その延長として、アマチュア無線技士4級試験、行政書士試験、測量士補試験に合格。アマチュア無線技士3級試験と土地家屋調査士試験は、残念ながら不合格で終わった。
 ・苦しいことは、長時間掛けて少しずつやるよりも、短時間に集中してやってしまいたいという性格なので、一生懸命努力したが、1回で合格しなかった試験は諦めた。
  平成3年5月自宅を、浜松市野口町から浜松市(旧浜北市)尾野に移転
  平成3年10月 行政書士試験を受ける。


平成4年4月 行政書士酒井和久事務所を、浜松市初生町にて開業。

 ・合格通知が届き、すぐに行政書士会に登録して開業する。
 ・学習教室との二足の草鞋を履くが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺があるので、学習教室は徐々に縮小後閉鎖する。

平成14年2月 事務所を浜松市三方原町(現在地)に移転。
 ・行政書士成瀬記言氏と共同事務所を構える。(共同事務所:同じ室内に、複数の個人事務所がある形態)
 ・約2年半後、成瀬氏は高丘西へ事務所を移転。成瀬氏とは現在も交流があり、若手行政書士として頑張っている。

平成17年12月 行政書士渡辺航三氏と行政書士法人じゅげむを設立。代表社員に就任。
 ・お客様の「寿限無」が、当法人の「寿限無」となることを考えた組織構築を行う。 お客様、職員、法人の未来を考えて、次世代の若い力を育てることを目標とする。

平成24年11月 行政書士法人じゅげむの代表社員を退任予定。

  体力、気力、そして、二度目の人生を考えながら、完全引退時期を検討
  平成○○年 行政書士法人じゅげむ 退社
  平成○○年 静岡県行政書士会 退会(完全廃業)

【資格試験について】
  行政書士の他に、工事担任者、測量士補、土地家屋調査士、アマチュア無線技士などの資格試験を受験したけれど、一番難しかったのは、アマチュア無線技士のモールス信号の解読。3級でも聞き取れなかったんだから、1級を聞き取れる人は神様みたいに思える。
 そして、試験勉強が続けられたのは、高校時代のクラブ活動で知り合ったM下さんのおかげ。10年以上先輩である。工事担任者の試験勉強を始めたときには、直流交流も理解できないような素人であったが、指導により勉強を続けることができた。法律関係や簿記の勉強は、本を読めば少しは理解ができるが、目に見えない電気は、今もよくわからない。
 一生懸命に努力して受験する人達が数多くいるのに、一定の公務員勤続経験があるだけで、簡単に資格が取得できる制度は、時代に合わないのではないかと思う。希望を持つ人達の未来が、そのために狭くなるということは、少し考える必要があると思う。

【趣味】

1、読書
 ・好きな分野は、日本と中国の歴史小説。司馬遼太郎さんの本が多いかな。本を読んで憧れるのは范蠡、張良などの人生を二回以上生きた人達。できることならば、 張良のように、スパッと引退して仙人になりたい。 反面、范蠡のように大富豪になれたらという煩悩も棄てきれない。
 ・今は、古本屋さんに行き105円で買ってくる西村京太郎さんの「十津川警部シリ ーズ」をよく読む。理由は、気楽に読めて旅行をしたような気になり、105円で一日を楽しめるから。

2、音楽鑑賞、オーディオ、楽器、落語など
 ・音楽は、良い音、心地よい音と感じるものは、分野を問わずにCDを聞く。年に5回ぐらいはコンサートへも足を運ぶ。コンサートは、クラッシックが主体。先日、 当事務所職員の子供が出演するミュージカルに行ったが、感動した。入場券も安く、 費用対効果は高いと感じた。
 ・オーディオにも興味があるが、メーカーの減少に寂しさを感じる。レコードプレーヤーが故障していて、LPレコードが寂しがっているので、買い替えを検討中。 デンオンがいつの間にかデノンになっていることに驚いた。
 ・楽器はケーナを吹けるようになりたいと思っているが挫折中。フォルクローレの楽団で演奏できたら楽しいだろうなと夢を見ている。
 ・落語歴は浅いが、普段はCDで聞き、年に数回は高座を生で聞く。落語というとお笑いだと思っていたが、古典落語は、感動し泣けるような話が聞けたり、話の筋が、わかっていてもクスッとなるような話術など、奥が深いと感心する。現在は、 古今亭志ん朝さんがお気に入り。

3、写真
 ・登山のときに撮影することが多く、撮影を第一目的に出掛けることはほとんどない。そのため上達しない。軽くてアナログ的扱いやすさで、ペンタックスMZ3を使用中。

4、登山
 ・20台半ばで始め、30代前半には年間約80日間山に入った。尾根歩き、縦走が主体だが、沢登り、岩登りも経験する。季節は限定せずに山に入るが、好きな季節は残雪期の春かな。昼間の時間が長く行動時間に余裕があり、残雪の景色が美しく、その残雪の上を自由なルートで歩き回ることができるから。
 ・現在は、日帰りハイキングが主体で、好きな山域は上信越国境付近。

5、その他
 ・この夏から始めた「青春18きっぷ」を使っての鉄道旅行。近所の人達3人と滋賀県近江八幡市まで日帰り旅行。木曽の奈良井まで、一泊二日の一人旅を経験。
 ・これからは、家庭菜園を検討中。

【特技】
 人に誇れるような特技は無し。
 ・特技ではないが、計画し実行する力は人並み以上にはありそう。登山、旅行、研修会などを数多く計画実行。人の後ろを歩くのではなく、自分で進路を決めて進むことが好きである。